1月3日 土曜日
正月三が日も今日で終わりです。
NHKニュース、新聞等で今年の経済状況について
予想がなされていました。
世界経済を鑑みるところ、
原油安が一つのトピックになっています。
好調なアメリカ市場経済で、原油安によって好調な消費に火が付き、
まだまだ、旺盛な消費動向が続きそうとのこと。
しかし、シェール石油の産出にかかる産業に与える打撃も
出てきそうという。
アメリカは概ね今の好調な経済成長時に(GDP5%の伸びという)、
金利上げを近々発表の見通しです。
その規模やインパクトによっては、金利の高い国で貨幣を運用しようと、
アメリカへ通貨がマネーが流入することが考えられます。
それは同時にドル以外の通貨安を引き起こすことが容易に想像できます。
円はこの半年で15%~20%下落しており、一段の円安を個人的にも警戒します。日本国内の産業界の社長様方が、円の適正な水準は大部分が100円台であると、述べられています(本日の読売新聞経済面に出ておりました)。
円安で短期的な利益が出ても、それが長期的、断続的に続くことが、
原材料高から製品コストを押し上げ、企業と社会にとって良くないことを
直観的に示しているデータであると感じました。
今年は、アメリカ当局の通貨政策により、相当世界のマネーが動くことになりそうです。環境の変化にも対応できる強靭さをそれぞれが身につける努力をしていかなければなりません。