大阪堺市堺区にある、WEB事業・会計事業・貿易事業を通して事業者様の支援をしている会社 株式会社フォービック
プロジェクトN

STAFF ブログ

2014-07-04 11:48

資金繰り改善方法(会計)


先日資金繰り表を作ったら、現金がいついくらあるのかわかりやすいですというお話をさせていただきました。
作った結果、資金繰りが悪くなってきてしまった場合は、どう改善したらいいのでしょうか?

資金繰りが悪くなる原因として、いくつかあげるとすれば、
1.売上の減少
2.費用の増加
3.掛けの回収の遅れ
4.過大在庫
5.前払金や貸付金の増加

などがあると思われます。

掛けの回収、支払いであれば、「回収はできるだけ早く」「支払いはできるだけ遅く」が鉄則です。
ただ、相手があることなので、相手との交渉が重要なカギを握ります。
回収の期日などがなければ、明確につくる、また締日を変えるいうことで資金繰りが好転する場合もあります。
支払も、その商品が何日ぐらいで販売できるのかを考慮し、仕入先についてできるだけ払いを延ばすような交渉を行うことにより、資金繰りが楽になります。

在庫はどうしても発生しますが、あまりに長い間在庫として放置してますと、さらに売れなくなってしまいますし、新しく仕入れたくても、置く場所がないなど、いいことはありません。
不良在庫をなくすためには、棚卸などの徹底した在庫管理しかありません。
年度末に損失計上して、処分するというのも一つの方法です。