おはようございます。
以前、私の友人があるお店の苦情対応に感動したというお話です。
有名な某菓子店でお菓子を買いに行く機会があり、娘さんと一緒に出掛けました。
人気店なので、カウンター越しにお客様が何人もいらっしゃって、友人は娘さんと順番を待っていました。
他のお客様が誰もいなくなったのに、お店の方は待っている友人親子には気づいてないのか、声をかけることもなく後ろの向き、なにか作業をされていたそうです。
友人も「すみません」と声をかけましたが、なぜか気づいてもらえず、(声の小さい友人というわけではないですが)お店の人の態度にカチンときて、何も買わず帰りました。
周りの人から「あのおみせのお菓子はおいしいよ」といわれ、期待して行ったのに、そんなお店の人の態度に悲しくなったそうです。
家のパソコンでそのお店のHPをみていると、お問い合わせのページでメールアドレスがあったので、お店の方の対応と自分の悲しい気持ちを書いて、送信しました。
名前も連絡先もかかず、匿名という形でしたらしいですが、夜、そのお店の社長さんの名前で返信があり、友人はまさか返事が返ってくるとは思わなかったので、驚いたそうです。
そのメールは、店の従業員の不手際で、お客様を悲しい気持ちにさせてしまって申し訳ないというお詫びと、今後こんなことが起こらないよう社員教育を徹底するので、ぜひまたお店にきてほしいという内容だったそうです。
友人は、こんな出来事があったということを知ってほしくて、メールしたらしいですが、匿名にもかかわらず、お客さんの苦情に耳をかたむけて返事をしてくれたことに、感激し、「またそのお店に行ってみる!」と私たちにいってました。
今の情報化の時代は、口コミの内容で、お店を選んだりしている人もいらっしゃるので、小さい苦情も誠意をもって早急に対応していただいた、そのお店の評価は少なくとも、私の友人たちの間では、高評価になりました。
苦情から、会社やお店がよくなっていくこともあるんだなあと思った身近な実例でした。