WEB事業・会計事業・貿易事業を通して事業者様の支援をしている会社、株式会社フォービック

プロフィール

代表取締役 出原 廣太
代表取締役  出原 廣太 (いずはら こうた)
 1972年生まれ。大阪府立泉北高等学校、同志社大学法学部卒業後、木材系専門商社にて11年間勤務。マレーシア駐在を経て、東南アジア、中国からの製品輸入販売に従事。国内での営業中、モノを売ることと共に、管理会計の大切さを認識し、会計事務所で経験を積む。2011年11月11日当社を設立。 貿易事業、WEB事業、会計事業を柱に会社経営を行っています。
 大阪 堺発の亀山社中を志し、各スタッフが強みを存分に発揮すること、関わるクライアント様を輝かせることにコミットしています。趣味はバスケ。多くの皆様との関わりをもちたいと願っています。

社長のブログ

2012-08-18 20:20

赤松集成材


今朝は、大阪の港倉庫にて、

当社の扱う商品の検品をしました。

中国から輸入の赤松(レッドパイン)集成材です。

お客様からは、品質はまずまずとの評価を頂き、

ほっとした次第です。


今日は松について。

一言で松といっても、それはそれは多くの

種類があります。

日本産では、赤松、黒松、唐松(カラマツ)、

蝦夷松(エゾマツ)、椴松(トドマツ)あたりが

有名でしょうか。

日向松(ヒュウガマツ)、姫小松(ヒメコマツ)

などの銘木もあります。

いずれにしても針葉樹の代表樹種であります。

近年、建築用、造作用、家具・木工に使用される

松は輸入材が多いですね。

海外から輸入される松で多いのは、

北米からのダグラスファー(いわゆる米松)、

同じく北米のSPFに含まれるパイン、

ロシアのカラマツ、エゾ松、赤松など。

ホワイトウッドとはヨーロッパで使われる名称

ではありますが、エゾ松あるいはトド松の混合だと

思われます。

あと、中国東北部を産地とする、エゾトドのことを

白松とも呼称しますね。


今回、中国から輸入した集成材は、赤松です。

ロシア産赤松を中国で加工し、日本に輸入しました。

赤松の良さは、重厚感があり、目も細かく、

天然木(植林木ではないという意味で)の良さが

残っています。

赤松集成材

樹脂(油っけとでも表現します)が強いのが、

最大の特徴です。

そのことが、赤松独特の赤みを生み、

木の暖かさを表すことができると感じています。

年月とともに色合いが変わっていくのを

楽しむことができれば赤松は本当にいい木です。

当社は、「貿易事業」「コンサル事業」を営む商社です。

関連ある商材をこの機会にご紹介していければ、

幸いです。