おはようございます。
本日の老子の言葉。
無欲の心を持ってみれば本当の姿を見ることができる。
老子は、
これが本当の「名前」だと呼べるような名前は、真実の名前ではない、
天地が創られた時には名前などは存在せず、
万物が生み出されたあとにそれらは勝手に名付けられた、
だから無欲な心をもって見れば、
“名前に左右されない”物事の本当の姿を人はみることができる、
欲望の心のままでは、人は物事の上辺の姿しかみることができない、
名前(人の地位)に左右されてしまう。
そう述べています。
確かにすごい肩書を持つ人へは、
それを知ったとたんにその人への見方が変わるのが
自分でもわかることがあります。
でもそれを知らなければその人を素のまま見ることができます。
無欲の心を持ってみるとはそのようなことかな、と感じます。