こんばんは。
木材業界の社長様とお話していると、
この時期共通の話題があります。
まずは、
①消費税の駆け込み需要により現場は非常に忙しいこと
②来年4月以降、この状態がどこまでつづくのかという予想について
①に関しては、住宅メーカ―やパワービルダーを中心として
今や活況期です。
今年はどこも決算数字がいい模様です。
プレカットメーカーも2~3か月受注残を抱えている様子。
国内産集成材メーカーも大忙し。
合板は針葉樹構造用が極端な品薄に陥っています。
さらに約一か月つづく円安で今後入荷分の輸入品は
商社コストが約5%ほどは上がってくることから、
問屋筋は在庫の確保に走っています。
以上の状況からおおむね価格は上げ基調。
最低来年の4月まではこの動きがつづくとみています。
②に関して、
為替の状況にもよりますが、どこかの時点で停滞感が生まれるという見方と、
平成27年9月の消費税10%の駆け込み需要がもう一段生まれ、
好景気のまま推移するという見方があります。
いずれにしてもこの2年間は勝負の時かも。
そして経営者は、平成27年9月以降の事を考えて、
将来の種まきをしていくことも忘れてはなりません。
常に未来を創る仕事をしていくことを肝に銘じたいです。