おはようございます。
メルクシパイン集成材についてのお話。
当社のデスクはメルクシパイン集成材を使用しています。
しかも無垢のまま。
狂いもすくない、いい木です。
メルクシパインはインドネシアの植林木。
熱帯雨林地方で育つ、年中暖かいことから、
年中成長する、
針葉樹なのに年輪がない、
のっぺりとした目肌が特徴です。
ゆえに、造作用集成材としては重宝されます。
棚板、枠材、テーブル、カウンター、家具木工に、
用途がありますが、
目肌がなめらかなので、
塗装の塗りがいい。
また集成材にしたときにラミナごとに
板柾や比重の誤差が少ないので、
反りや曲りが比較的出にくい。
辺材の中心部分はキラキラと光沢があって
きれいです。
なので、1990年代から2000年代に、
造作用集成材としての地位を不動のものに
しました。
デメリットは、
2010年代になり特に、
原材料に慢性的な不足感があること。
インドネシアという大国であったとしても、
人件費をはじめとするコスト高が
定着していることです。
当社は、メルクシパインの代用で世にでてきましたが、
それぞれの良さがある
赤松集成材
ラジアータパイン集成材
スプルース集成材
をあつかっています。
またご紹介させていただきます。